un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

2014-09-21から1日間の記事一覧

水遊び――短歌モドキ32

さびしさは故郷のむこうにあるカフェのキャラメルラテの泡におぼれて あ 環自殺ならその気になればいつだって 夏の遮断機くぐり抜ければ 瀉 だん曇天にモネの睡蓮傘ふわり幼少時代のお城よこぎる どん 転きらきらの十円玉を守るため捨て駒になる五円ふたりは…