un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

早朝のひえさびたる部屋にてひとり――短歌モドキ22

早朝のひえさびたる部屋にてひとり図書館はまだ閉まっており

カフェイン中毒抑えるために水を飲む眠くて水だけで酔う

階段の上から落とした涙が地上に届いてありがとうと

食パンを齧じり,ソーダを飲む 何かいけないことをしてる気になる

空白の擦りガラスよりふりそそぐ雨音だけが存在する朝