un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

書くことに全存在なんて賭けたくないし――短歌モドキ24

雨音は遮れるけど花火の音は遮れないのかこの窓は  は 靡

まんかいんど・いず・いんこりじぶる 庭のミントみたくむなしさは殖え  む 梨

欠けた  書くことに全存在なんて賭けたくないしそんなの持ってないし  く

実は短歌は三十四字で 知らなかったの って罵倒される夢  芭 とう

台風吹き荒れる崇高のさなか部屋でずっと君とすれ違う  すー 恍

明日じゃなくて今日天気じゃなきゃ散歩できないじゃないのゼウスさん  あ 舌