un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

2014-06-21から1日間の記事一覧

夏空のそびえるような空虚さに――短歌モドキ8

川沿いに幻視した海かがやけり 青と金色のノクターン浴び読むことにしていた本が永遠の未来に逃れてゆく初夏だった言葉のない夏の空虚をふみしめて かがやく自転車の列を横切り夏空のそびえるような空虚さに祝福された横断歩道渡れりかぎりなく勝手な解釈で…