un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

2014-07-17から1日間の記事一覧

海岸に打ち捨てられたまぶしさや――短歌モドキ20

海岸に打ち捨てられたまぶしさや眠気をさそう夏霧の朝身の丈の半分もない片影に下半身を埋め歩いて携帯と時計を捨てて街に出て河川敷をずっと歩けば文字盤の八時三十分はもうすっかり夏の果な気がする川沿いに色とりどりの日傘すぎ詩集の目次を詩だと思う