un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

ポエムかきたいなあって

 わたしは文学に普遍性を認めないというか,文学は普遍的なものを含みうるにしても,それは社会的文脈の中でとらえられるべきであって,特に文学に的をしぼって話しをする必要性を見いだせないと思ってるので,文学は私的なものでいいし,まったく価値のないものであってもいいと思う.それで,まったく価値のないものにもあるていど広がりがあるけど,じぶん的には無垢な精神でポエムを書きたいなあって思っている.けれどもポエムを書こうと思っても言葉がでてこなかったりもする.それはつまり,霊感が足りないんだって気がしたのだけれど,例えばわたしにとって物語を創造することは容易で,それは登場人物を設定して舞台を設定して会話を設定すればいいだけで,じゃあ登場人物になりきればポエムは書けるんじゃないかなあって気もあって.けれどもそのときすでにわたしの書くものが私的なものじゃなくなってるように思えてきて,なかなか一歩を踏み出せないなあって思って,じゃっかんポエムっぽい文章をこうやって書いてるのかも.