2014-06-09 夕立の,しぶきより,意識ふる――短歌モドキ2 まぶしさが網膜のように剥がれ落ち複製できない暗がりにいる郊外の無限へと続く長い道を見れればそれで満足だった外に出ようと思ったら夕立 意識はどこから降って来るのか幸福を幸福と認識した瞬間に訪れるさびしさよ失明も魔法のようになおるはず壊れためがねのひびのきらめきカフェオレで酔いつつ書読む雨の夜 飲んだことないカルーア・ミルクしあわせな夢からさめた朝ぼらけむなしく唱える世界なくなれ #モドキというか引喩も衒いもなにもないふつうの短歌です