un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

わたしスピノジスト――短歌モドキ29

なんとなく神はヘーゲル
と説いたのを
後悔
わたし
スピノジスト
か         魅
 
 
いつまでも
毛布
にくるまり
ふかふかの冬の朝
のような天候
喪     うふ
 
 
紫の指輪
川沿いのゆうぐれ
あさって北へ

詩がかけない
あ    去って 
 
 
#好きだった給食言ってTLを給食にする
オレンジゼリー
き      齲蝕
 
 
表面が軋む
いっぱいのコップに
ミルク一滴
を加える
たび
惚       ぷ
 
 
 
#魔改造短歌の補助ルールとして d)少なくとも一回改行を加えること を入れるとかなり詩っぽくなることに気づいた次第.まあ要するにふつうの行分け短歌の魔改造ヴァージョンです.