un journal

「未知ある  陰ひとつない道歩く曇り空 君のさびしさはどんなさびしさ  く」

擦りガラスの外の景色が真っ青で――短歌モドキ7

短詩形の断片性が気に入ってもうずっと長い詩をかけずにいる

五分前に生まれたとしても私は私のままなのだろう

散歩しようも歩くたびに痛みだし目の前がひどく遠い夕暮れ

そびえたつ書物の塔と階段が世界のすべてならよかったのだけど

擦りガラスの外の景色が真っ青でやっと世界が空虚になったと

スクリーン上の ikb 斜めから見ればまぶさび色に染まれり



#だんだん劣化してるような気がするのは気のせい